東海漢方協議会リモート講演
月曜日, 11月 9th, 2020
11月8日の日曜日は、午前10時半より12時まで、東海漢方協議会のリモート講義を行いました。
本来は、名城大学薬学部で開催されるのですが、コロナウイルスのために会場での対面の講義ができなくなり、
10月よりリモートにて開催されることになりました。
このあと、3月まで、毎月「誰にも分る漢方基礎講義」の演題にて皇漢堂林薬局の店主である林 誠一が講義をいたします。
この講義を初めて、すでに30年以上経ちます。
日本においての医学部や、薬学部など教育機関において、過去には東洋医学の専門知識の授業は、選択科目でほとんどされてこなかったために、
医師や薬剤師はあくまでも西洋医学的知識しかありませんでした。
最近は、東洋医学が見直され、やっと必須科目として授業に取り入れられてきましたが、大学の授業だけではなかなか専門的な知識を得ることは不十分でした。
そこで、卒後教育として、独自の研究会が全国に色々できてきました。
東海地区では、46年前から東海漢方協議会という名前で、講座が始まり、薬剤師を中心にして漢方の専門的知識を得るための講座が継続されてきました。
患者さんに、少しでも専門的な知識をもってアドバイスできる知識をえるための学術団体です。
しかし、全国の多くのこのような学術団体が、コロナのせいで中断せざるをえなくなりました。
その中で東海漢方協議会は、いち早くリモートによって、講座を開催することを実現いたしました。
我々と同じ漢方治療を行う薬剤師、登録販売師その他の医療関係者が、患者様の色々な訴えに対して、より的確な漢方薬のアドバイスができるように、
啓蒙運動として、講義を続けています。
詳しくは、東海漢方協議会のホームページをご覧ください。